7月27日開通式 茅野市の上川橋

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県が茅野市で進めてきた上川橋の架け替え工事が近く完成し、7月27日に開通式が行われる。JR茅野駅前と宮川茅野区の両商店街を結ぶ新しい上川橋の建設は、渋滞の緩和や歩行者の安全確保が目的。まち歩きが楽しめる環境が整うことで、地域の発展に寄せる地元の期待も高まっている。

旧上川橋は1935年の建築で、幅員が狭く、右折レーンもないため渋滞が慢性化。歩道橋が上流側にしかなく、歩行者の安全確保も課題だった。架け替え工事は2016年11月に本格着手。上流側に仮設の橋を設置した後、旧橋を撤去し、新しい橋の橋台や橋脚を建設し、昨年末に橋げた設置に取り掛かった。

新橋は長さ82メートル、全幅15・75メートル。車道幅は9・75メートルで右折レーンを含む3車線分を確保する。歩道は上流側を幅3・5メートルに広げ、下流側にも幅2・5メートルの歩道を新設する。工事の進捗率は約90%で、今後は舗装工事と欄干や照明灯の整備、旧橋の四隅にあった尖塔型の「親柱」(高さ約3・5メートル)を再設置する予定だ。

上部工を吉川建設(飯田市)、取り付け道路工事を東城組(茅野市)が請け負っている。

同工事は上川橋線の延長310メートルを対象にした街路整備事業の一環で、県が2012年に着手。道路を幅12メートルに拡幅し、両側への歩道整備や電線地中化を進め、16年8月に上川橋から国道20号までの約210メートル区間の供用を開始した。総事業費は約35億円。

開通式は、茅野駅側の茅野町区と国道20号側の宮川茅野区などでつくる「上川橋開通式典実行委員会」が主催し、テープカットや三世代夫婦を含む住民の渡り初めを行う。地元の店舗を回るスタンプラリーや軽トラ市なども検討されており、新たな街並みの完成を盛大に祝う計画だ。

宮川茅野区の有賀隆明区長(62)は「令和元年に新しい上川橋が完成し、新時代の幕開けを感じる。多くの皆さんの協力で広いエリアの街並みが整備された。まちの発展につながることを期待する」、茅野町区の菊池一夫区長(65)は「茅野市の中心市街地に架かる大きな橋で、人通りが増えることへの期待は大きい。両地区が連携し、発展していければ」と話している。

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