上川橋「すごく頑丈」 架け替え工事見学会

LINEで送る
Pocket

工事関係者に質問をする児童。活発な質疑応答が行なわれた

県諏訪建設事務所は20日、茅野市上川橋の架け替え工事現場見学会を地元の小学生と区民を対象に開いた。7月27日に開通する新しい上川橋を近くの宮川小学校4年生約110人と両岸の地元区民約30人が見学し、土木工事に理解を深め、アマゴの稚魚も放流した。

工事は、延長310メートル区間で行う上川橋線街路整備事業の一環で1935年築の旧橋を更新・拡幅し、交通の円滑化と安全確保を図る目的。新しい橋は長さ82メートル、全幅15・75メートル。車道幅は9・75メートルで右折レーンを含む3車線分(旧橋は2車線分)を確保し、歩道は上流側を幅3・5メートル(同1・5メートル)に広げ、下流側に幅2・5メートルの歩道を新設する。総事業費は約35億円。

現場見学会は橋脚が完成した昨年5月以来。今回は橋桁の設置が終わり、橋の全容が現れてきたことから実施した。諏訪建設事務所と、上部工を請け負っている吉川建設(飯田市)の担当者が現場を案内し、プレビーム工法を採用した橋の特徴を説明したり、質問に答えたりした。

「どのくらいの重さまで大丈夫ですか」との質問には、吉川建設土木部の菅沼浩和工事長が「大型ダンプが全部に乗っても大丈夫だよ」と笑顔で答えた。諏訪建設事務所整備課の藤森秀一課長補佐は「長く愛着を持って使ってもらえたら」と呼び掛けた。

児童たちは、舗装前の車道の路盤に自分の名前や日付などをクレヨンで書き残した。「橋が完成するとなくなっちゃうから」と仮設の橋を描く女子児童もいた。宮川小4年の野口海晴君(9)は「ものすごく頑丈な橋だと分かった。百年続いてほしい。ごみが少ないきれいな橋にしていきたい」と話していた。

児童たちは諏訪東部漁協組合員の指導でアマゴの稚魚7000匹を現場近くの上川に放流し、命と自然の大切さを学んだ。続いて、両岸の宮川茅野区と茅野町区の区民も橋を見学した。

おすすめ情報

PAGE TOP