バラ咲き誇る街へ 来年のサミットへ向け配布

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鉢植えのバラが咲き始めた伊那市の中心市街地

伊那市で来年の初夏に開かれる「ばら制定都市会議(ばらサミット)」に向け、同市の伊那まちバラ咲く街角連絡協議会(中村弘人代表)は、中心市街地の西町、荒井、坂下、山寺の住民を対象に、新たに鉢植えのバラを育てる里親を募り、44人に計80鉢を引き渡した。各家庭や店舗で1年間育ててもらい、サミットの開催時期により多くのバラが咲き誇り、芳香が漂う中心市街地にする。

市の協働のまちづくり交付金を活用し、バラの苗木を調達した。バラ園芸家の後藤みどりさんが香りのいい30種ほどをセレクト。土や肥料、つるバラ用のオベリスクも協議会側で用意し、里親に鉢植え作業をしてもらいながら、今月初旬から順次引き渡した。

ガーデニングが趣味で里親に応募したという同市西町の夫婦は「来年のいまの季節にきれいに咲き、伊那のまちに香りを届けられれば」。協議会は、初心者のためのバラ栽培講習会を今後4回開く計画でおり、初回は後藤さんを講師に迎えて7月14日にセントラルパーク(荒井)で行う。

中心市街地では、サミットに向けて個人で鉢植えのバラを増やす商店主も。通り町商店街の「カラオケ空間ANON」は新たに70鉢を購入。通り沿いや店舗周辺に並べており、「近隣の商店主の皆さんのバラをかわいがる思いが“伝染”しました」と笑顔を見せる。

サミットには、バラを生かしたまちづくりに取り組む全国の自治体が集まる。協議会の若林敏明事務局長は「バラの花と緑が伊那まちの風景を形成している。来年のサミットでは玄関口になり、里親と共に、おもてなしの気持ちを持って育て、一層愛される風景にしたい」と話している。

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