覗石のロケ地づくり始動 諏訪圏フィルコミ

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伐採した低木を軽トラックの荷台に積む参加者

地域住民と協力して映画やドラマのロケーション撮影に適した場所をつくり出そうとする諏訪地方観光連盟諏訪圏フィルムコミッション(FC)のプロジェクトが25日、諏訪市覗石の市有地で始まった。初回は9人が参加し、合戦などのシーンが撮りやすいように伐採された低木を搬出した。

同地はもともとは製薬会社が利用していた。面積は約9万3000平方メートルで人工物が映り込まないなどの利点がある。茅野市や山梨県北杜市などに撮影に対応できる「劇用馬」を飼育する施設もあり、誘致に向けた環境は恵まれているが、若木や雑草が育ち、面積ほどの広さを感じづらい環境となっている。これまでにも制作会社からロケの問い合わせがあったが、ほかの地域が選ばれていた。

この日は、諏訪地方でのロケを支える今井建設(富士見町落合、今井正和社長)が事前に伐採した低木の搬出作業を行った。2台の軽トラックで次々と運び出した。マツの木や枝が多く、参加者が協力して荷台に積んでいた。諏訪地方で撮られた映画のロケをボランティアで支えた経験がある大沢育子さん(45)=原村室内=は「しっかりと整備して大河ドラマに選んでもらえるような場所にしたい。そんな夢を思い浮かべながら作業してると楽しい」とほほ笑んだ。

同プロジェクトに参画する同社の今井社長(47)は「スクリーンやテレビの画面を通して諏訪の景色を見ると、なんとなく誇らしい。多くの皆さんと共にこのプロジェクトを支えたい」と今後に期待を寄せた。

作業は同日を含め、春5回、秋3回を予定しており、26日、6月8、9日は実施予定でいずれも午前8時30分から現地で作業開始。問い合わせは同FCの宮坂さん(電話080・1242・1757)へ。

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