「徒然草」読み解く 土曜文学の会始まる

LINEで送る
Pocket

「徒然草」を読み解く土曜文学の会

長野日報第20回「土曜文学の会」が25日、諏訪市高島の本社で始まった。初参加7人を含む31人が受講。「兼好法師からの伝言」をテーマに専属講師の原藤芳明さん(65)=諏訪市湖南=が全11回にわたって兼好の随筆「徒然草」を読み解く。

「徒然草」は古典三大随筆の一つとされ、243の章段から成る。同作を取り上げるのは今年で4年目。第19回までに読み進めた続きで、初回は第79~81段を取り上げた。28人が参加した。

79段「何事も入りたたぬさましたるぞよき(何事も深く知らない様子をしているのがよい)」で原藤さんは、事例や時代背景を交えながら、随筆に込められた作者の思いを解説。知ったかぶりを戒めた。「随筆を読み解き、兼好さんの視点で世の中を見ると、今の時代やそれぞれの地域のあり方について感じるものがあると思う。古典文学を読み、現代を見ると、新たな視点が生まれる」と語った。

同会は来年3月14日まで毎月1回開く。原藤さんは全国大学国語教育学会員で元教員。市公民館の文芸講座や読書会の講師としても活躍中で、長野日報で毎週土曜に「土曜文学の会便り」を連載中。

おすすめ情報

PAGE TOP