北八ケ岳のコケに魅了 白駒池周辺で森開き

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じっくりとコケを観察する観光客

茅野市と南佐久郡佐久穂町、小海町の山小屋などでつくる「北八ケ岳苔の会」は26日、標高2115メートルに位置する白駒池周辺の原生林で「苔の森開き」を行った。駐車場では式典があり、関係者が神事で今シーズンの森の安全を祈願した。式後は観察会を開き、原生林の中で日に日に緑を増すコケを観察した。

同会によると、コメツガやシラビソなどが林立する原生林内では約520種ほどのコケが確認されているという。観察会では、会員がガイド役を務め、参加者はセイタカスギゴケやイワダレゴケなどのコケを観賞した。

遊歩道沿いの一部には、いまだ根雪が見られ、厳しい自然環境下でコケが生息していることを実感。岩や倒木、地面に生えているコケをルーペでじっくりと観察し、写真に収めていた。

同会は4軒の山小屋で2010年に発足。日本蘚苔類学会から「日本の貴重なコケの森」にも認定されている白駒池周辺の環境保全に努め、自生するコケの魅力を広く伝えようと定期的に観察会も開いている。

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