路線バス運賃100円 茅野市がキャンペーン

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バス交通の利用を呼び掛ける100円乗車キャンペーンのポスター

茅野市は6月3日から28日まで、市内14路線のバス運賃を一律100円とする乗車キャンペーンを展開する。5日程度の無料乗車企画はあったが、1カ月に及ぶ長期キャンペーンは初の試み。バス交通のPRや利用の促進とともに、低額運賃で潜在的な需要が掘り起こせるか検証する。

同市のバス運賃は現在、走行距離に応じて加算する料金体系で、キャンペーン対象路線だと最低運賃は150円、最高運賃は蓼科プール平からJR茅野駅までの区間で920円となっている。ただし、市の利用者証を持つ65歳以上の高齢者は、1回当たり上限300円で乗車できる。

100円で乗車できる路線バスの運行は、生活路線を再編した2016年10月以降、市議会買い物弱者問題等検討議員連盟(当時)が高齢者の移動手段確保策として提案していたが、柳平千代一前市長が今年3月の市議会3月定例会一般質問で市民全員を対象に100円乗車キャンペーンを実施すると発表。 期間中に利用者の乗降場所や人数、満足度などを調査し、バス交通のあり方を検証するとした。

市地域戦略課によると、17年度の生活路線利用者は8万3839人で「微減傾向」という。市はバス運行の赤字分約7500万円を運行事業者に補助している。100円乗車キャンペーンに伴う減収は約200万円を見込む。

同課は「この機会に多くの皆さんに路線バスを利用していただければ。100円乗車キャンペーンの結果や利用者の声は、バス交通のあり方を検討する上での貴重な資料になると思う」と話している。

対象路線は次の通り。

市街地循環バス、穴山・原村線、東向ケ丘線、丸山線、中沢線、御狩野線、中大塩・糸萱線、白井出線、玉川循環線、小泉・菅沢線、柏原線、北大塩・蓼科線、豊平・泉野線、西茅野・安国寺線

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