参院選県区、羽田氏に一本化 4野党合意

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夏の参院選県区(改選定数1)で、立憲民主、国民民主、共産、社民の県内4野党の統一候補が、国民民主党の現職羽田雄一郎氏(51)に決まった。29日に党本部の党首会談で合意した。共産党は県委員会書記長の長瀬由希子氏(50)の擁立を見送る。県区はこれで、与野党の現新候補による事実上の一騎打ちの構図となりそうだ。

統一候補の決定を受けて羽田陣営は、倉田竜彦選対幹事長が「野党と市民団体が一つになって闘う態勢が整った」と歓迎し、議席を守る決意を示した。ただ、自民党が躍進した4月の県議選の結果を受けて危機感を強めているとし、「無党派層への働き掛けを強め、保守層のなかにいる現政権への批判票を取り込みたい」と述べた。

共産党県委員会の鮎沢聡委員長は「安倍政治を終わらせるため、羽田氏の当選へ全力を尽くす。一本化の決定が遅れた、挽回する必要がある」と強調した。同党は羽田氏と政策協定を近く締結し、県委員会として推薦する方針。長瀬氏については、衆参同日選の可能性を踏まえつつ、参院選比例区や次期衆院選での擁立を調整するとした。

県区は定数が2から1へと減った2016年の選挙で野党候補の一本化が実現し、立憲民主党の杉尾秀哉氏が自民党現職を破った。今夏の選挙に向けても昨年10月、市民団体「信州市民アクション」の呼び掛けで県内4野党が候補者一本化で合意していた。

県区には、自民党の新人で前衆院議員の小松裕氏(57)、労働者党の新人齋藤好明氏(68)が立候補を予定している。

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