教職員が対処法実践 宮川小で不審者対応訓練

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宮川小学校で行われた不審者対応訓練

茅野市宮川小学校で5月31日、学校敷地内への不審者の侵入を想定した対応訓練が行われた。茅野署員が不審者役を務め、同校教職員30人が実践形式で対処法を確認した。神奈川県川崎市で小学生が犠牲となる凶悪事件が発生したばかりで、職員は子どもを安全に逃がし、不審者を子どもたちに近づけないための訓練に真剣に取り組んだ。

茅野署員5人が参加し、凶器を所持した不審者が1年生の教室に侵入してきた│との想定で行った。不審者役の警察官が窓側の入り口から侵入すると、担任教諭が不審者と対峙しながら児童役の教員を教室外へと非難させた。その後、不審者には分からないよう暗号化した校内放送を流して全校児童に避難を促すとともに、男性教諭がさすまたや脚立などを持って駆け付け動きを封じた。

訓練後、撮影した映像を見ながら茅野署員が講評。「すばやい対応で連携も取れていた」としながらも、「警察への通報は誰かがではなく自分がという気持ちでできるだけ早く」「相手との間合いが大切。攻撃を防げるのは2メートル以上」などアドバイスした。同署の落合美華生活安全課長は「不審者はいつでも侵入してくる可能性がある。それぞれの役割や児童の誘導法を確認し、決して取り押さえようと無理はせず、近づけないことを優先してほしい」と話していた。

不審者役の警察官と対峙した男性教諭は「1対1では身の危険を感じた。必ず複数で対応しなければいけないということが分かった」。牛山智子校長は「その時々で動きは変わりマニュアル通りにはいかないが、訓練を重ねることでできるようになることもある」と話していた。

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