諏訪地方の若者5人 食の無料雑誌を創刊

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「Hi food!」の創刊号を手にする編集長の小口さん(右)と石原さん

諏訪地方の20、30代の5人が、JR上諏訪駅周辺の飲食店の店主、スタッフに焦点を当てた無料雑誌「Hi food!」を創刊した。食を囲む楽しげな様子や店づくりに懸ける店主の思いなどを中心に掲載。編集長の小口正史さん(29)は「人と店をつなぎ、好きな飲食店を諏訪で見つけてほしい」と思いを寄せる。

製作メンバーには地元出身者と諏訪圏域外からの移住者、都内と諏訪との二地域居住者が参画する。ライター、デザイナー、企画担当、カメラマン、設置場所の開拓担当に分かれ、1月から取材を重ねてきた。

創刊号の掲載店は13店。酒を酌み交わし、料理を味わう人々の笑顔が盛りだくさんの内容となっている。特集は諏訪の土産品の魅力を「定番」「レア」「飯に合う」「酒に合う」という評価と関連付けながら紹介。茅野市北山でクラフトビールを作る若手経営者を取り上げている。

店との会話のきっかけづくりに使える「Hi food!チップ」を盛り込んだ。来店者が使うと、編集部から店に100円が進呈される仕組み。

小口さんは2年前に大阪府から地元の下諏訪町に戻った。Uターン後の勤務先のゲストハウスで「地域全体を好きになってほしい」と、地域の飲食店に宿泊客を送り出す工夫を凝らすオーナーの姿勢や飲食店の店主に会うために遠方から諏訪を訪れる人の姿を見る中で飲食店主らにスポットを当てる雑誌の発想に至った。「あの店に行くために、あの店主に会うために諏訪を訪れる。そこから諏訪を好きになり、何度も訪れたくなる。そんな人の流れをつくりたい」と夢を語る。

雑誌はA5判16ページ。5000部製作。観光案内所や宿泊施設、飲食店などに設置していく。設置場所の開拓を担当する石原由貴さん(27)もお気に入りの飲食店が諏訪にあったことから移住した一人。雑誌の浸透を願って活動している。設置協力などの問い合わせは石原さん(電話080・5144・3098)へ。

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