ハッチョウトンボ羽化に成功 新山小4年生

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伊那市新山小学校の4年生5人が3日、世界で最も小さなトンボの部類に属するハッチョウトンボの羽化に成功した。学校の池を生息地にしようと2年がかりで取り組み、雌1匹が羽化。体長2センチほどのトンボが透明な羽を広げる様子に声を上げ、「いっぱい増やし、小さな楽園をつくりたい」と喜んでいる。

ハッチョウトンボの雌は黄色でしま模様があり、オスは赤色が特徴。児童は2年生の時に、ハッチョウトンボが生息する地元の湿地「トンボの楽園」を観察に訪れており、学校にもトンボがすむ池をつくろう-と決めた。

2018年春に、楽園を管理する「新山山野草等保護育成会」の許可を得て、湿地から泥や水草を運び込み、校舎南側にある池をデザイン。ハッチョウトンボの生態を学び、水の入れ替えや雑草取りをしながら生息環境を整え、学級の中核活動として取り組んでいる。

この日は、登校した子どもたちが羽化したトンボ1匹を目にして大喜び。すぐそばでは草にしがみつく羽化間近とみられるヤゴがおり、給食を持ち寄るなどして近くで見守る姿もあった。

担任の白澤真一郎教諭は「小さな生き物を育てることで、命の大切さを感じてほしい。多様な生物を育んでいる新山の地域を知って、誇りに思ってもらえたら」と願っていた。

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