2019年06月05日付

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人の記憶は当てにならないものだということを、風疹の抗体検査を受けて改めて感じた。無料で検査と予防接種を受けられるクーポン券が役所から送られてきたので病院に足を運んだところ、しっかり抗体を持っているとの結果だった。しかし、まったく心当たりがない▼そもそもクーポン券が送られてきたのは、風疹の定期予防接種の機会がなかった「1962年4月2日~79年4月1日生まれの男性」に当たっているからで、そうなると過去に風疹にかかったことがあるのだろうが、その記憶もない。予防接種を受けるつもりでいたので拍子抜けしたが、記憶のあいまいさが少し怖くもなった▼こうまであいまいだと、逆に風疹にかかったような記憶が少しでもあったら、検査は無用だと思い込んでいた可能性がある。そして、実はかかっていなかったり、別の病気の記憶と取り違えていたかもしれない▼予防接種は自分のためでもあるが、周りにうつさないようにすることに意味がある。特に風疹は、妊娠早期の妊婦がかかると生まれてくる赤ちゃんが難聴や心臓病、白内障などになる恐れがある▼感染しても症状のないうちに、人にうつしてしまうこともありえる。自覚のないまま、自分が原因で赤ちゃんに余計な苦労を背負わせてしまう可能性が大いにあるのだ。検査は無料で、採血だけだから数分で済む。ぜひ地元の保健福祉事務所に問い合わせを。

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