茅野市CF型ふるさと納税 八ケ岳登山道整備に

LINEで送る
Pocket

茅野市の今井敦市長は4日の定例記者会見で、クラウドファンディング(CF)型のふるさと納税制度を活用し、八ケ岳の登山道整備に使い道を絞ってふるさと納税の寄付金を募ると発表した。期間は21日から9月28日までで、目標金額は150万円。返礼品には山小屋宿泊券などを用意し、経済波及効果にも期待を寄せる。「八ケ岳を安全に、安心して山登りができるようにしたい」としている。

市によると、八ケ岳には年間約19万人超の登山者が訪れる。市は、山小屋でつくる八ケ岳観光協会などと連携し、自然環境の保護や登山道、道標の整備を進めているが、南北に長い八ケ岳には多くの登山ルートがあり、老朽化や台風被害などで登山道の維持管理や修繕には、多くの労力と費用が必要になっている。

市は今年度、県の補助金を含めて例年並みの780万円(うち市負担金約320万円)を八ケ岳登山道整備費として計上し、同協会や民間業者に委託して整備を行う。

CF型のふるさと納税は、自治体が抱える課題解決のため、ふるさと納税の使い道をプロジェクト化し、共感した人から寄付を募る仕組み。市は、登山道の修繕や案内板の設置、鎖場やステップ、橋の修繕、駐車場やトイレの維持管理などに寄付金を充てる考えだ。

3万~4万円の寄付に対し、八ケ岳の山小屋宿泊券(9000~1万円相当)を返礼品として贈るほか、八ケ岳をデザインしたオリジナルボトルをはじめ、来訪時に利用できる公共温泉施設利用券や飲食店食事券、宿泊券なども選べるようにする。先着50人には八ケ岳のオリジナルステッカーをプレゼントする。

今井市長は「山を愛している皆さんに発信し、より一層安全に登山ができる環境を整備していきたい」と話した。

市地域戦略課によると、2日の八ケ岳開山祭で呼び掛けたところ多くの登山者から賛同を得た。目標金額に達しなくても寄付金の範囲内で事業を実施するほか、目標を上回った場合は基金に積み立て、翌年度の整備に役立てる。

寄付の申し込みは、インターネットのふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」内のガバメントクラウドファンディングへ。タイトルは「多くの登山愛好家に愛されている八ケ岳の登山道を整備して、安全な登山ができるようにしたい」。宿泊券を提供してくれる山小屋も募集している。

問い合わせは、地域戦略課(電話0266・72・2101、内線232)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP