救急医療体制に期待 伊南行政組合アンケート

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伊南行政組合が建設を検討する新病院について、住民の約7割以上が急病や重症化の際に頼りになる病院を望み、24時間対応の救急医療体制や急性期医療のサービスを期待していることが、同組合が行った住民アンケート調査で分かった。

組合は運営する昭和伊南総合病院(駒ケ根市)の老朽化や地域の人口減、少子高齢化などの課題を受け、新病院建設の検討に着手。病院のあり方検討委員会を設置し今後の方向性を議論している。組合は同委の提言や、今回の住民アンケート調査の結果などを反映し、年内の基本構想策定を計画している。調査は昨年12月に伊南4市町村の住民1000人を対象に実施。569人の回答を得た。

伊南地域の基幹病院については、93・7%が「必要」と回答。新病院に望むこと(複数回答)は「急病や重症化の際に頼りになる」が72・8%で最も多く、「地域の中心的な病院」35・3%、「納得いく医療が受けられる」33・4%と続いた。

期待する医療サービス(複数回答)は「24時間対応の救急医療体制」74・0%、「がん、脳卒中、心筋梗塞など急性期医療」69・2%が多く、ほかは「周産期医療」40・9%、「人間ドッグなどの健診」38・8%、「高度医療、特殊医療などの専門医療体制」38・0など。

経営形態は「公立病院の役割が果たせるのならば形態にはこだわらない」35・7%、「組合の責任で直接運営」33・4%、「民間委託」10・5%となった。

事務局は「地域の基幹病院としての期待を再認識させられる結果。地域の医療環境や将来見通しなどと合わせ、基本構想策定の参考にしたい」としている。

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