安心なレタス 中学生が有機無農薬栽培

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長谷中生が無農薬で栽培したレタス。8日に道の駅南アルプスむら長谷で販売する

伊那市の長谷中学校と同校の野菜作りなどを支援する「南アルプス山麓地域振興プロジェクト推進協議会」は8日、同市の道の駅・南アルプスむら長谷で、生徒が有機無農薬で栽培したレタス約100個を販売する。遊休農地の拡大が進む山麓地域での農業振興や生徒たちのやりがいに向けた初めての取り組みで、同協議会の高木幸伸さん(60)=南箕輪村=は「安心安全でおいしいレタスを多くの人に買ってほしい」と話している。

高木さんは同校の校長を今年3月まで務めており、生徒が地域おこしで行っているトウガラシやネギなどの野菜栽培に一緒になって取り組んできた。退職を機に、信州大学農学部教員や地元の若手農家ら約50人と協議会を設立。同校の野菜づくりの支援や新規就農者の拡大とアドバイスなどを行っている。

野菜栽培は長谷地区における地産地消、学校給食への活用も大きな狙い。学校給食の野菜はすべて加熱殺菌されるためレタスは使用頻度が低く、収穫期がずれると硬くなることから今回は給食利用ではなく販売に踏み切った。販売するレタスは発酵鶏ふんを使用し、無農薬で栽培。畑は中学校に隣接しており、標高が高いことから病害虫が少ないという。

高木さんは「通常のレタスの外葉は硬くて食べられないが、長谷中のレタスの外葉は食べられる。今後もさまざまな取り組みで生徒を支援し、中山間地の農業振興に力を注ぎたい」と話している。

販売は午前9時から。1個80円(税込み)で、売れ切れ次第終了する。

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