出雲市、糸魚川市と神話で交流 諏訪市

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諏訪市は7月、神話や歴史書の登場人物が市にゆかりのある島根県出雲市、新潟県糸魚川市との交流促進を目的に協定を結ぶ方針だ。神話を切り口に3市間の住民交流を促し、それぞれの市を訪れる観光客の増加を目指す。今年度は神話や登場人物のつながりを紹介するホームページ開設やパンフレット作製などを予定している。

諏訪市の諏訪大社上社本宮の祭神である建御名方神(たけみなかたのかみ)の父とされる大国主(おおくにぬし)を祭る出雲大社が出雲市にあり、母とされる奴奈川姫(ぬなかわひめ)を祭る奴奈川神社が糸魚川市にあり3市は縁がある。諏訪市によると、神々は「古事記」などに登場する。昨年、糸魚川市から3市で交流人口を増やす取り組みをしたらどうかと提案があり、検討を進めてきたという。

協定締結式は糸魚川市で予定している。糸魚川市の観光部署に事務局を置き、3市で予算を負担して神話を紹介するホームページ開設やパンフレット作製を進める。他の取り組みは今後検討する。

諏訪市に関係する神話をめぐっては、2017年6月、新潟県上越市の日本画家、川崎日香浬さんが諏訪の神話や伝説を基に自作した神話絵本「お諏訪さま物語」を諏訪6市町村に寄贈した経過がある。物語は建御名方神や奴奈川姫をテーマにしていた。

市は10日開会の市議会6月定例会に今年度事業に関する負担金などとして74万円を計上した一般会計補正予算案を提出する。市観光課は市民向けの講演会などの必要性を指摘し、「まずは神話に関する認知度を高めたい」としている。

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