地域農業を考える 宮田でトークセッション

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地域の農業について語り合う紫芝さん(中)と中山さん(左)ら

若者に農業に関する学びを提供する一般社団法人「The CAMPus」(東京)は6日夜、「ローカルは”もーかる”!? 未来を切り開く次世代農家たち」をテーマにしたトークセッションを、宮田村町二区のまちなか活性化拠点施設「MIYADA村人TERRACE(村人テラス)」で行った。飯島町の田切農産社長の紫芝勉さん(58)と南箕輪村のmomoG(ももじ)ファームの中山智文さん(48)をゲストに、農業の在り方を考えた。

同法人は全国各地で月1回のトークセッションを展開し、県内では初めて行った。

紫芝さんは同町にUターンし、農家に。現在は田切農産の社長を務め、同社は地区営農組合と担い手組織がともに営農活動を進める「2階建て方式」を採用し、先進的な地域営農組織の経営モデルとして高く評価されている。埼玉県出身の中山さんは南箕輪村で新規就農し、無農薬・無肥料栽培を実践。毎週末には東京・青山で開かれるファーマーズマーケットに出店し、独自のブランド米や各種野菜を販売している。

同法人代表理事の井本喜久さん(44)が司会を務め、2人に農家になった経緯や栽培方法、マーケティングのやり方などを聞いた。中山さんが都市部でリピーターを増やしているのに対し、紫芝さんは付加価値の高い農産物栽培で地産地消を行っているという話を受け、「成功する農家は、どこで商売するのかと出口を見詰めている」と井本さん。「総じて言うと”地産適消”。自分たちで作った作物を良いと思ってくれる人にどうやって届けるのかと出口を設計していることが、ローカルでもうかるポイントではないか。価格の決定権を自分たちで持つことが重要になる」と語った。

この日は上伊那を中心に農家ら約30人が参加した。

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