蚕世話して命を学んで 蚕糸博物館が春蚕配布

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3齢の蚕に興味津々の児童たち

岡谷市の岡谷蚕糸博物館が行っている学習用の春蚕の配布が、今年も始まった。7日は、同市の岡谷田中小学校3年生66人が同館を訪問。職員から蚕の生態や桑の葉の与え方などを教わった児童たちは、5月27日にふ化した3齢の蚕400頭を学校へ連れて帰った。

子どもたちに、蚕の飼育を通して製糸業の歴史や先人の知恵、命の大切さを学んでもらおうと行う事業。今年の春蚕は、申し込みがあった市内外の小中学校17校、保育園12園に合わせて5000頭を配布する。

同館で蚕を間近に見た岡谷田中小の児童たちは、「かわいい」「小さいね」などと歓声。同館学芸員の林久美子さんから、餌の桑の葉は1日3回与えることや、蚕が病気にならないよう手を洗って世話をするといった注意点を聞いた。「お蚕さまのお父さん、お母さんになったつもりで世話してあげて」という呼び掛けには、「はい」と元気に応えていた。

今月末から7月初めには繭になるという。同校3年生は1人5、6頭ずつ紙箱で飼育し、繭の使い道などは今後決める。

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