ラジコン草刈り機でスマート農業実演会

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大勢の参加者が見守る中、草刈りを実演するラジコン草刈り機

伊那市は11日、ラジコン(無線操縦)の草刈り機の実演会を同市富県上新山のほ場で開いた。市内の農業関係者ら約70人が参加。最先端技術を活用したスマート農業に関する取り組みの一環で、重労働といわれる畦畔の草刈りの労力軽減に向けた可能性を探った。

ラジコンの草刈り機は離れた場所から操作でき、斜面に立たずに安全に作業ができる。特に中山間地域では急傾斜の畦畔が多く、草刈りは労力を要することから、負担の軽減につながることが期待されている。

この日は大手農機メーカーのクボタがこの春に発売した機種を紹介。刈り幅は50センチで、40度までの斜面に対応できる。同社の担当者がプロポと呼ばれる送信機を操り、作業を実演した。雨の後で地面の状態は悪かったが、斜面をはうように移動し、草を刈っていた。

参加者からは「重い。1人で作業をしていて土手から転がり落ちたりしたらどう引き上げるのか」という指摘が出る一方、「完成度が高い。安全に使える」と評価する意見もあった。

スマート農業に関する草刈り機の実演会は4回目。市農政課は「実用性が高まってきている。中山間地域の農作業の効率化につながれば」と話していた。

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