ICT活用教育推進で協定 伊那市教育委員会

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伊那市教育委員会は12日、通信大手ソフトバンクグループの「SB C&S」(東京)とICT(情報通信技術)活用教育推進に関する協定を締結した。ICT流通事業に携わる同社の専門的なノウハウの提供を受け、タブレット端末などを活用した深い学び、新しい学びの創造を目指す。同社によると、自治体との教育連携に関する協定締結は全国で4例目という。

同市では2014年度から市内小中学校へタブレット端末を導入。16年には市新産業技術推進に関する柱の一つに「ICT教育」を掲げるなど、ICTの活用に積極的に取り組んできた。一方で、ICTの運用面や教職員のスキルアップなどの課題も浮き彫りになっていたという。

同社は13年に教育ICTに特化した専門チームを設立。伊那市の取り組みにもいち早く着目し、ICTの利活用に関する支援を行ってきた。今回の協定締結を受け、改めてICT教育に関する同市の取り組みを後押ししていく方針で、教育ICT全般の情報提供や課題解決、最先端機器の貸し出し、タブレット端末の利活用に関する研修などを通じ協力していく考えだ。

同日は協定の締結式が市役所で開かれ、市教委の笠原千俊教育長と同社ICT事業本部EM本部の仲畠太士本部長が協定書を取り交わした。

笠原教育長は「伊那市では古くから伝統的な学びとして地域をフィールドとした学習に力を入れてきた」と強調。「ICTと結び付け、より深い学び、新たな学びを創造する教育活動を実現していきたい」と期待を寄せた。

仲畠本部長は地域の自然などを生かした同市の教育活動を高く評価した上で、「ICTの利活用は難しい領域もある。子どもたちがICTを使って楽しく学べるよう支援していきたい」と話した。

協定に基づく取り組みの一環として8月5、6日にはタブレット端末を自然の中で活用するキャンプを伊那西小学校を会場に開く。小学4~6年生の子どもがいる家庭10組を募集。インターネットで申し込みを受け付けている。締め切りは7月5日。応募者多数の場合は抽選となる。

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