2019年6月13日付

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結果にがくぜんとした。とある公園に、200メートルのトラックをややきつめに1周歩いた時間で体力年齢を表示する装置。やってみた▼結構な速足だったつもりなのに判定は70歳代。還暦が迫る身ながら、70歳代とは。気が重くなるやら日ごろの運動不足を嘆きたくなるやら。どこに行くにも車に乗る生活では仕方ないかとも思うが、自らの意志で健康づくりに取り組むのは難しいものである▼下伊那郡高森町の協和精工は、就業時間中に社員全員が参加してトレーニングする月1回の場を設定している。本日付のシニア日報で紹介させていただいた。社員に運動する機会を会社が提供しようという試みだ。1時間のトレーニングの間は製造ラインをストップすることになるが、社員の健康を第一に考えた画期的といえるプロジェクト。社長さんの決断や楽しそうに体を動かす社員の皆さんの姿に驚かされた▼健康の大切さを再認識した一方で、今後の暮らしを考えると憂鬱になる報道もあった。老後の蓄えに夫婦で2000万円が必要との金融庁報告書。物議を醸していることはともかく、この先の年金に不安が募るだけに現実味が帯びる▼ある会社の社長さんがこう言っていたのを思い出す。「誰であろうと年金の額を一律にすべき」。そうすれば今より、みんなの老後は安心できるものになる―。賛同してしまう。誰もが生き生きと暮らせる社会を望みたい。

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