全国から愛好者 富士見で初のローズウィーク

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バラの芳香を楽しみながら花を摘み取る参加者

富士見町内でバラを生産販売する浅岡正玄さん(61)と八ケ岳南麓在住の女性ら有志が、バラの花の摘み取りと蒸留などを体験する初のイベント「八ヶ岳ローズウィーク2019」を開いており、首都圏を中心に全国から愛好者を集めて好評だ。16日まで。

浅岡さんは17年前から同町葛窪で生産販売とバラの蒸留水販売を手掛け、5年ほど前から体験客の受け入れをしている。この縁で知り合った茅野市、富士見町、原村と山梨県北杜市内の女性ら約10人が、「八ケ岳山麓の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と今年2月、実行委員会を結成した。

メンバーは日頃、広告デザイナーや芳香療法士(アロマセラピスト)、ヨガ講師、せっけん製造販売、宿泊施設経営などでそれぞれ活躍しており、同イベントに互いの技能を持ち寄って、毎日趣向の異なる体験会を開いている。

13日には、日本ローズライフコーディネーター協会代表の元木はるみさん=川崎市=を講師に迎え、県外から元木さんのファンら約20人が参加した。

摘み取る花は中東産の一季咲き「ゴル・ムハマディ」で、浅岡さんによると歴史上初のローズウオーター(バラの蒸留水)精製に用いた品種。参加者は色と香りを楽しみながら花を摘んだ後、地元区内の湧水をくみ、工房で約2時間半かけて蒸留。「幸せな気持ちになる」と芳香に酔いしれ、元木さんの話にバラへの知識と愛着を深めた。

メンバーの一人でアロマセラピストの矢崎綾子さん(40)=茅野市仲町=は「初めての企画だけに毎日、運営に夢中だが、お客さんがとても喜んでくれている。来年も開きたい」と、好評の手応えに意欲を新たにしている。浅岡さんも「地元の人たちと一緒に企画できたことがうれしい」と顔をほころばせ、「“人生バラ色”を実感するような機会をこれからも提供したい」と話している。

最終日の参加を受け付けており、参加費は8000円(バラの蒸留水代込み)。時間は午前10時~午後3時30分。申し込み、問い合わせは浅岡さん(電話090・1410・2364)へ。

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