暗闇に舞うホタルの淡い光跡 辰野の松尾峡

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淡い光跡を描いて舞うゲンジボタル。後方の展望デッキからも幻想的な光景が楽しめる=13日午後8時25分、松尾峡

蛍の名所として知られる、辰野町の松尾峡(ほたる童謡公園)で、ゲンジボタルの乱舞が始まった。暗闇の中で淡い光跡を描いて幻想的な風景をつくり出し、訪れる人たちを魅了している。15日には恒例の「第71回信州辰野ほたる祭り」が開幕する。

同公園の専用の水路沿いでは、夕暮れ時を過ぎるとゲンジボタルの光が明滅。午後8時ごろから音もなく優美な舞いを繰り広げる。町公式の成虫発生調査によると、天竜川を挟んだ下辰野側を中心に、5月31日の初見から徐々に数が増え、今月13日には今季最多4305匹を確認した。

町産業振興課では「発生ペースは例年並みで、祭りの開幕から来週前半にかけてピークを迎えるのでは」と予想。「蒸し暑く風のない日はまとまった数の乱舞が楽しめる。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛けている。

祭りは15~23日、JR辰野駅前を主会場にパレードや町民踊りなど多彩なイベントを行う。同公園入場にはホタル保護育成協力金1人500円が必要(中学生以下無料)。園内ほか町内各所に有料、無料の駐車場を設ける。蛍の発生に関する問い合わせは町役場(電話0266・41・1111)へ。

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