諏訪の縄文遺産の魅力伝える 諏訪市博物館

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遺跡や土器の日本遺産認定と県宝指定を記念し開催

諏訪市博物館の資料公開展「諏訪市の縄文世界」は、15日から同館で始まる。昨年度、同市の遺跡や出土土器などが文化庁の日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」に認定されたことや、土器9点の県宝指定を記念した企画。同館収蔵の土器や石器を各100点展示し、諏訪の縄文遺産の魅力を伝える。8月25日まで。

資料は9カ所の遺跡ごと公開する。双葉ケ丘の穴場遺跡の土器は初公開が多く、諏訪の中部高地の特色がある土器と共に、東北信に多い焼町式、関西や関東の土器も出土した。縄文時代の狩猟場だった霧ケ峰のジャコッパラ遺跡群には、黒曜石のやり先の製造過程の破片も展示。古くから諏訪は、人や物が行き交う中間地点だったことがうかがい知れる。

荒神山遺跡(大熊)は、1974年の中央道建設工事前の発掘調査で100以上の住居跡から出土したさまざまな土器を並べた。県宝指定6点の深鉢形土器は、三角形の連続模様、動物や人物の表情の装飾が施され、高さ約60センチあり見応えがある。同館の児玉利一学芸員は「諏訪にもいい遺物があることを知る機会になれば」と話している。今企画展に限り、展示資料の写真撮影が可能となっている。

関連企画は23日午後1時30分からJR上諏訪駅前のアーク諏訪で、小説家の夢枕獏さんらのトークライブのほか、体験講座や講演も予定。午前9時~午後5時。月曜休館。問い合わせは同館(電話0266・52・7080)へ。

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