濃淡巧みな表現 県文で日本墨絵展

LINEで送る
Pocket

日本墨絵会の会員や一般の作品81点が並ぶ日本墨絵展

県内や山梨県に教室を持つ「日本墨絵会」(木下昇雲会長)の公募展「第22回日本墨絵展」(長野日報社など後援)が18日、伊那市の県伊那文化会館で始まった。会員や一般60人が出品。遠近感や被写体の表情を墨の濃淡で見事に表した絵が並び、来場者を楽しませている。23日まで。

同会は、水墨画家の故山田玉雲さんに師事した吉澤玉昌元会長(故人)が発足。100人以上の会員が所属し、月2回ほど開く教室で腕を磨いている。木下玉幸(本名・幸安)実行委員長(87)=駒ケ根市中沢=は「墨絵は紙の白と墨汁の黒で、7色から8色を出す。大変な技術だが、挑戦することが生きがいに通じる」と話す。

会場には、金剛力士阿行像の恰幅の良さや力強い瞳を写実的に描いた墨絵や、水の勢いや流れの速さが伝わる「渓流」など、自然風景や草花を描いた作品81点を展示。知人の作品を見に来た女性(70)=伊那市西町=は「(展覧会を)毎年楽しみにしている。白い部分を生かす技術が素晴らしい」と絶賛していた。

入場無料。時間は午前9時30分~午後5時(最終日は午後4時まで)。

上位入賞者は次の皆さん。

▽県知事賞=有賀修司(伊那市)▽県教育委員会賞=佐々木八代(飯田市)▽県議会議長賞=三村孝子(高森町)▽日本墨絵会大賞=三浦玉劉(飯田市)▽日本墨絵会会長賞=都筑玉都(飯田市)▽飯田市長賞=原亮子(伊那市)▽伊那市長賞=御子柴小弓(伊那市)▽駒ケ根市長賞=古屋玉蓮(下諏訪町)

おすすめ情報

PAGE TOP