健康づくり効果的に 諏訪市が新事業開始

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心拍数や呼気などを分析するため歩行のマシンで体力測定する参加者(右)

心拍数や呼気などを分析するため歩行のマシンで体力測定する参加者(右)

諏訪市は23日から、体力アップで健康増進を図る新事業「健康づくりプロジェクト」を始めた。20~60代の公募市民30人が参加。初日は7人が事業で連携する茅野市郊外の池の平ホテルのトレーニング室で体力測定をした。測定を踏まえて体力に見合う運動強度を設定した「活動量計」を11月まで身に付けて運動し、持久力向上を目指す。

ただ歩くのではなく、やや強度のある運動を習慣付けて生活習慣病予防や介護予防などにつなげる。これまで市民向け健康教室などで講師を務めてきた松本大大学院健康科学研究科の根本賢一教授が監修するプログラムを活用。活動量計に蓄積されたデータを分析し、個々にどんな運動が効果的か助言をもらう。

初日は同ホテルの健康運動指導士の手ほどきで、歩行や自転車のマシンを使って体力測定などをした。酸素摂取量など呼気データや心拍数を取るためにマスクを着用。歩行マシンでは時速3・5キロ程度からスピードを上げて負荷をかけた。「その調子」「もっと大股で」とスタッフの声が掛かる中、一生懸命に歩いた。

「太ももの裏が痛い。でも気持ちいい」。マシンを降りた桜ケ丘の女性(64)は3月に仕事が一区切りついたため参加したという。「今まで自己流で歩いていた。適切な運動をして老後は自分の力で生活したい」と意欲的。四賀の増田純二さん(61)は「何もしないと体力は落ちる。体力維持のために毎日運動したい」と話した。

参加者は26日までに順次体力測定する。活動量計には総歩数や消費カロリーのほか、適度な強度で運動した歩数「アクティブ歩数」の数値を蓄積させる。2週間に1回程度、市保健センターに来て端末にデータを処理。同ホテルの健康運動指導士が分析、運動のアドバイスを添えた紙が2回発行される。11月下旬に再度体力測定し、成果を確認する。

市健康推進課は「市民の健康長寿につなげるのが一番の目的。事業後に活動量計の活用をどう広げられるか検討したい」と話している。

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