ランナーの聖地 女神湖近くにクロカンコース

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女神湖近くの蓼科第二牧場内に完成したクロスカントリーコース

北佐久郡立科町が女神湖近くの蓼科第二牧場内で整備を進めていた「蓼科クロスカントリーコース」が完成し、供用を開始した。白樺湖・車山・女神湖エリアで合宿をしている大学駅伝チームの要望を実現させた。初年度はニーズを把握する目的で無料開放する。ただし、白樺高原総合観光センターへの事前申し込みと当日受け付けが必要で、理解と協力を呼び掛けている。

クロスカントリーコースの整備は、茅野市と立科町でつくる白樺湖活性化協議会が2017年に開いた同エリアで合宿する大学駅伝チームと地元関係者の意見交換会がきっかけ。従来の道路に加え、安全に走行できる練習環境を求めていた大学側の声に応え、立科町の米村匡人町長(当時)が事業化を進めた。

町は、今年1月の第95回箱根駅伝で総合優勝した東海大の両角速監督(茅野市出身)の助言を受け、標高1500メートルの蓼科第二牧場(町有地)内に起伏のある全長1500メートルの周回コースを整備。コース内に2カ所の折り返し点を設け、平地1000メートルと「最大斜度7%」の傾斜地1000メートルを選んで走ることができるようにした。

設計には、同エリアで合宿する東海大や山梨学院大、神奈川大、国学院大などの意見を反映。路面に関しては、東京五輪で町に代表選手を受け入れるウガンダ共和国のスティーブン・キプロティチ選手(ロンドン五輪男子マラソン金メダリスト)の提案を受け、足腰に負担の少ないクレイ舗装を採用した。

町観光商工課によると、同エリアで合宿経験のない大学の視察や問い合わせが複数ある。同課は「ランナーの聖地となり、たくさんの方に利用していただきたい。ここから金メダリストが出てもらえたら」と期待している。

今シーズンは無料だが、来年度以降は1日当たり大人400円、小学生~高校生200円の利用料が必要。未就学児は無料。同町在住者、町内の別荘や宿泊施設の利用者、事業者はそれぞれ半額となる。コースの貸し切り利用にも対応する。

申し込み、問い合わせは、白樺高原総合観光センター(電話0267・55・6201)へ。

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