2路線のダイヤ変更 茅野市・原村交通活性化協

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茅野市と原村のバス運行について話し合う茅野市・原村地域公共交通活性化協議会は21日、第31回会合を市役所で開いた。地域住民やバス運行事業者、行政担当者ら約50人が参加。沿線住民の意見を踏まえて、県生活交通確保維持改善計画に「本線(岡谷・茅野線)」を位置付けることを承認した。今後、県の協議会を経て正式決定する。北八ケ岳ロープウェイ線とメルヘン街道バスのダイヤ変更を確認した。

本線は国道20号を主な経路に岡谷市と下諏訪町、諏訪市、茅野市を結ぶ。JR4駅を含む沿線52カ所に停留所を設け、国などの補助金を活用して運行する。協議会では、茅野市・原村生活交通確保維持改善計画(2020~22年度)に基づき、本線に接続する地域内フィーダー系統12路線と、それ以外の8路線を維持することも確認した。

ダイヤ改正は、北八ケ岳ロープウェイ線は午後2時45分ロープウェイ発、同3時40分茅野駅着の平日上り便について、駅到着後に空車でロープウェイに回送する非効率を見直し、10月のダイヤ改正から下り線として運行する。下り線は実質1便増となる。

一方、メルヘン街道バスについては土日祝日運行の午前8時10分横谷観音発、同55分茅野駅着を来年4月をめどに廃止する。1日平均利用者22人の平日運行に対し、土日祝日は1~2人に低迷しており、市街地から横谷観音まで空車を回送している現状も踏まえ、効率化を図る。

公共交通の現状について、運行事業者は「いずれの路線も収支が厳しく、ドライバー不足が追い打ちをかけている」と訴えた。他の事業者は「デマンド交通の満足度が高い。路線バス100円乗車キャンペーンで利用者が目標を超えている」と手応えを語った。高齢者の交通事故に触れ、免許返納後の移動手段として公共交通の充実に期待を寄せる発言もあった。

協議会長の今井敦茅野市長は「みんなで力を合わせて課題を乗り越えていきたい」と語り、協力を呼び掛けた。

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