里山整備「外から見て」 箕輪で実地講習

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里山整備に向けて「外から山を見る」ことを推奨する県林業総合センターの小山さん

県上伊那地域振興局などは24日、里山の整備や利活用に生かしてもらおうと、県森林づくり県民税(森林税)を活用した「里山整備講習会」を箕輪町の番場原公園一帯で開いた。上伊那地方を中心に全県から約60人が参加。県林業総合センター(塩尻市)指導部の小山泰弘さんから里山整備の考え方を中心に学び、今後の山づくりの参考にした。

現行の第3期森林税で支援メニューが充実したことにより、住民協働の里山整備・利活用に乗り出す地域が増える一方、どう進めていくか悩む地域もあり、「里山整備の考え方」に主眼を置いた実地講習の場を設けた。

小山さんは「木の成長は人間と同じ。若い時にぐんぐん伸び、中年になると伸びが落ちてくる。その木がいまどのステージにあるかをつかむことが大事になる」と強調。「もう伸びないというサインは木の頭(先端)に表れる」と説明し、里山の中に入って状態を探るのではなく、「まずは外から里山を見てみる」ことを推奨した。

公園内に植わる桜のうち4本を参加者と見て回り、樹形なども加味して「売っていこうとするならば、残すべきなのはこの木」と紹介。別の木では「売れはしないが、根は太い。防災目的ならいい木になる」とし、「どういう里山にしたいかというデザインによって、残す木、切る木は変わってくる」と伝えていた。

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