外国人客の対応課題 高遠さくら祭り反省会

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次年度へ向けて改善点などを確認した「高遠城址公園さくら祭り」の反省会

伊那市は26日、高遠城址公園さくら祭りの反省会を同市高遠町総合福祉センターやますそで開いた。今年の有料入場者数は16万923人で、観桜期が短かった昨年より4万1176人増えた。各担当者からは、増え続ける外国人観桜客への対応や、来場者の増加に向けた夜桜の活用などが挙げられた。

今年の有料期間は開花宣言翌日の4月7日から散り終わりの25日までの19日間(前年比4日増)。15日には降雪により午前10時以降、終日入園禁止にした。15日には1983年に有料化してからの累計入場者数が900万人に達した。

反省会には行政や市観光協会、伊那署、交通機関、市商工会、地元区などから約50人が出席。JR茅野駅と伊那市駅から観桜客の輸送を担ったJRバス関東の担当者から、「外国からの観桜客が昨年より約3倍に増えた。うち8割がアジア圏からの観光客で、多言語の対応に苦慮した」との報告があり、パンフレットや案内看板への多言語表記の必要性が挙げられた。

有料入場者数は96年の39万8000人をピークに減り続け、2015年の貸し切りバス運賃改定以降は15~16万人で推移。夜桜と高遠ダムをセットにしたライトアップで集客増を図ったが、「ライトアップ終了時間が早すぎて、苦情もあった」とする報告もあった。

高遠総合支所の山崎大行支所長は「外国人観光客が増え、桜の下で宴席を広げる日本の花見から趣が変わってきた。迎える側も変わっていかなければならない。地域の活性化に向け、今年の反省を来年の祭りに生かしたい」と話していた。

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