千葉でカフェ経営太田さん 宮田高原出店検討

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試食会で招待客に今後の展開などについて語る太田さん(右から2人目)

千葉県南房総市で人気を集めている「カフェ&コテージ バニ・ナチュラルズ」のオーナーシェフ・太田豊さん(55)が、宮田村の宮田高原にあるセンターハウスで料理を提供することを検討している。食材の味を生かしたイタリア料理で、「地元の野菜だけでなく、ワインや地ビールなど村の中にあるものに合う料理を作りたい」と構想を膨らます。まずは地元の人に料理の味を知ってもらおうと26日夜、同村町二区の村人テラスで試食会を開催。村民ら約30人に料理を振る舞った。

太田さんは東京都出身。18年ほど前にイタリアで約1カ月間、市場を見学し、家庭料理を学んだ。その後、同県館山市で3年間、地域おこし協力隊員を務めて、地元の野菜を使った農家レストランを開設。現在は南房総市でカフェ&コテージを経営している。

昨年8月に同県から駒ケ根市に移住して宮田村内で車の販売店を経営する友人に紹介され、宮田村に何回か足を運んだ。村の魅力に引かれ、移住も視野に出店したいと考えるようになった。

試食会には、小田切康彦村長をはじめ、村職員や地元住民らを招待。宮田豆腐を使ったソースを鶏肉と絡めた料理など5品を添えたサラダ、ホウレンソウを練り込んだ麺にレモン風味のクリームソースをかけた爽やかなパスタ、牛タンのリゾット、濃厚なチーズケーキを振る舞った。

招待客は料理が運ばれると、その華やかな見た目に笑みが広がった。新鮮な野菜を使った料理の味に「食材本来のおいしさが際立っている」「この辺りのイタリアンにはない、洗練された味。食材とソースが合い、とてもおいしい」と口々に絶賛し、余韻に浸った。小田切村長は「地域の食材を活用してくれてうれしい。村の人口増加や交流人口の拡大にも期待できる」と話した。

太田さんは「南房総市では地元の人に愛されてきたが、宮田村で地元の人だけでなく観光客にも満足して帰ってもらえる場所をつくりたい。まずは宮田高原で料理を手頃な価格で提供し、地元の活性化に少しでも力になれたら」と今後の展開に期待を募らせていた。

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