人材確保へ戦略、支援策は 岡谷でセミナー

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人材確保に向けた国や県の施策に、県内の企業経営者・採用担当者らが理解を深めた岡谷市と県のセミナー=カノラホール

岡谷市と県は28日、人材確保セミナーを同市カノラホールで開いた。国の人材確保支援の取り組みや県の移住支援策を紹介し、都会から人材を呼び込む採用戦略を人材サービス会社が講義。諏訪地方を中心に県内各地の中堅・中小企業の経営者、採用担当者ら85人の参加者が、求人サイトの活用や採用意識の改革などに理解を深めた。

人材不足に悩む地方の中小企業と大都市圏の求職者を結び付けようと、求職活動で利用頻度が高い民間求人サイトの活用を企業側に促す国の取り組みを受け、効果的な活用法を周知する目的で企画した。

県の福田雄一雇用・就業支援担当部長は、県内への移住者は増加傾向で「このうちの6割が首都圏から来ている」と説明。県の移住就業支援事業として、マッチングサイトの開設(8月予定)、サイトの求人で採用された東京圏などの人を対象とした移住支援金支給制度などを紹介した。経済産業省の小川祥直課長は「県の支援があることを自社の求人サイトに載せれば売りになる。より多くの人がアクセスできるのが求人サイトの特色であり、採用ツールの多様化につなげてほしい」と呼び掛けた。

続いて、人材紹介サイトを運営するパーソルホールディングスの市野喜久さん、ディップの升川明彦さんが「守りから攻めの採用戦略」と題して講演。有効求人倍率や完全失業率などのデータから採用状況の厳しさを強調し、「現職の社員を引き抜き合っている状態。県外の市場に目を向け、UIJターンに力を入れる必要がある」と訴えた。

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