外国出身2人の合同展 原田泰治美術館

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原田泰治美術館で作品を展示しているンジャウさん

諏訪市の原田泰治美術館で3日から、タンザニア出身の芸術家ジュリアス・ンジャウさん(57)=名古屋市=と、ドイツ出身の写真家ウルリッヒ・メーワルトさん(68)=同=の合同展が始まった。ンジャウさんは、アフリカの暮らしを版画の技法シルクスクリーンや油彩画で表現している。メーワルトさんは故郷ドイツ・ヘッセンを撮影した写真を飾っている。21日まで。

ンジャウさんは子どもの頃、入院中に絵を描き始め、病院に勤務していた医師が注目した。20代前半でフィンランドで最初の展覧会を開いて以降、日本やフランス、ケニアなどで個展を実施している。今回は昨年に旅行で同美術館を訪れて「ここで作品展を開きたい」と希望したという。友人のメーワルトさんにも出展を呼び掛けた。

ンジャウさんは9点を展示した。唯一の油彩画は縦約50センチ、横約2メートルの大作で、「午前3時のアフリカの市場」を表現している。市場に訪れた大勢の人を黒や黄、赤、ピンクなど多色で描き、「エネルギーやにぎやかさを表した」という。「アフリカは自然の中に生活するすべてのものがある。アフリカの国や生活を知ってほしい」と話している。

メーワルトさんは日本で大学教員を務める傍ら、写真家として活動している。今回は改めて見つめ直したという故郷の緑豊かな自然を中心に10点を飾っている。

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