2019年7月5日付

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軽快でテンポ良く話す。能弁な語り口は、若々しい。その姿を見ると55歳とは思えない。本紙で「現代社会 ネットと生きる極意」を毎週日曜日付で連載している南澤信之さんである▼ネットのトラブルへのアドバイスなど、現代の若者や保護者たちが抱える悩みに最前線で向き合っているからだろう。普通の50代とは知識量が違う上、発想力も豊かである。毎回、連載記事で新たな出来事や最近の若者事情を知り、関心を寄せている人は私だけではないと思う▼南澤さんが、今年3月末まで本紙で連載していた記事を収録した「続・ネット社会の落とし穴」が出版された。発売初日から、買い求めるために弊社を訪れてくれた読者の方もいる。連載のお手伝いをしてきた一人としても、うれしい限りである。多くの読者の皆さんに手にとって読んでいただきたい▼先日、打ち合わせでお目にかかったときに彼が「学校の若い先生たちが新聞を読んでいないんですよね」と嘆いていた。スマホ全盛時代にあって、若者の新聞離れが指摘される昨今。具体的な話を聞き、分かっていたはずだが少し落ち込んでしまった▼ネット社会を生きるための知恵を授けてくれる南澤さんの連載。新聞紙面で読んでもらうからこそ、その価値や信憑性が増すだろう。私たちは紙媒体ならではの良さを生かした記事や情報を発信するように知恵を絞りたい。改めて考えさせられた。

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