ツルヤが出店計画 茅野市本町東のイオ跡地

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茅野市本町東のショッピングセンター「イオ」跡地に、県内で食品スーパーを展開するツルヤ(小諸市)が出店を計画していることが5日、分かった。実現すれば、諏訪地方では諏訪市のJR上諏訪駅東口の商業ビル「アーク諏訪」に続いて2店舗目。南信地方では伊那市、駒ケ根市、諏訪市に次いで4店舗目になる。

ツルヤ営業本部は、長野日報社の取材に「出店を計画していることは事実だが、具体的な内容は8月に開く説明会でお伝えしたい」としている。地元説明会は、大規模小売店舗立地法(大店立地法)に基づく届け出などを経て、8月下旬に開く予定だ。

ツルヤは1892(明治25)年創業の老舗企業。東北信を中心に県内に34店舗を出店し、諏訪地方では今年2月に上諏訪店をオープンした。2018年6月期の売上高は861億円に上る。

イオは1986(昭和61)年12月にオープン。売り場面積は3000平方メートル余で、西友が核店舗として出店し、地元商店などでつくる「ちの本町共同店舗事業協同組合」の専門店も営業した。愛称の「IO(イオ)」はイタリア語で「私の(お店)」を意味し、公募で決まった。

共同店舗は最盛期に17店あったが、2006(平成18)年に同組合元理事長が横領容疑で逮捕され、テナントが相次ぎ撤退。寝具店、雑貨、クリーニング店など6店舗が営業していたが、核店舗の西友の撤退に伴い、イオは15(平成27)年3月で閉館し、その後撤去され、跡地利用に注目が集まっていた。

近くの商業者は「イオの閉店以降、お年寄りから『買い物に困った』という声が寄せられていた。(ツルヤの出店は)車を持たない交通弱者の皆さんにとってはありがたいと思う」と話している。

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