松くい虫被害3例目確認 岡谷市

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岡谷市は5日、同市成田町の山林内にある枯れたアカマツからマツノザイセンチュウが検出され、市内で3例目となる松くい虫被害が確認されたと発表した。今年6月に続く被害の確認に市農林水産課は「被害拡大を危惧している」とし、今後、被害木周辺の調査や監視体制の強化を図っていく。

被害があったのは長野自動車道岡谷トンネルの西側約200メートルにある私有林(標高890メートル付近)。6月に被害を確認した同市内山の山林から南に約1・9キロに位置し、これまでの被害木からはかなり離れている。

同課によると6月11日に市の松林監視員が巡視中に枯れたアカマツを発見。検体を採取して鑑定を依頼したところ、県諏訪地域振興局による1次鑑定、県林業総合センターでの2次鑑定ともマツノザイセンチュウが検出された。5日に鑑定結果の連絡を受けた市は被害木を即日伐採、薫蒸処理。これまでの監視の経過を踏まえ、昨年中に感染したアカマツが年を越して枯れたものとみている。

市は9日に被害木の半径100メートルにあるアカマツを対象とした「ヤニ打ち調査」、半径2キロの範囲で目視調査を実施する予定。同課は「他地域でも、1、2本の確認から一気に被害が広がっている」と危機感を強めており、引き続き監視体制の強化を図りながら、被害の早期発見、早期駆除に努める。

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