神話の縁で交流 出雲市、糸魚川市と諏訪市

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諏訪市は6日、神話や歴史書に登場する神々が市にゆかりのある島根県出雲市、新潟県糸魚川市との交流促進へ協定を結んだ。「神話の縁結び かみがたりネットワーク」と名付け、神話を契機に3市間の住民交流を促して各市を訪れる観光客の増加を目指す。今年度は神話を紹介するホームページ開設やパンフレット作製に加え、郵便切手の発行を計画している。同日、糸魚川市でネットワークの設立総会が開かれた。

諏訪市の諏訪大社上社本宮の祭神である建御名方命(たけみなかたのみこと)の父とされる大国主命(おおくにぬしのみこと)を祭る出雲大社が出雲市にあり、母とされる奴奈川姫(ぬなかわひめ)を祭る奴奈川神社が糸魚川市にあり3市は縁がある。諏訪市によると、神々は「古事記」などに登場する。昨年、糸魚川市から3市で交流人口を増やす取り組みをしたらどうかと提案があり、検討を進めてきた。

設立総会は糸魚川市ビーチホールまがたまで開いた。諏訪市観光課によると、糸魚川市民を中心に約200人が参加した。金子ゆかり諏訪市長は「神代の時代の話でご縁をいただき、大変ありがたい。日本人のルーツをたどる旅になる」とあいさつした。

発起人代表の米田徹糸魚川市長は「行政だけでなく市民交流を進めたい」、長岡秀人出雲市長は「3市の交流は距離の問題もあるが、新たな航空便も考えたい」と述べた。

3市の郷土史家らが講師を務める講演会もあり、諏訪市からは郷土の信仰思想や史学などを研究するスワニミズムの原直正会長が「二つの国譲り神話」と題して話した。

糸魚川市商工観光課に事務局を置き、3市で予算を負担して神話を紹介するホームページ開設やパンフレット作製を進める。切手は3市の郵便局と連携し、図案を検討する。

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