うちわ扇子生産ピーク 平井星光堂さくら工場

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乾燥室にずらりと並んだ色とりどりのうちわ=平井星光堂さくら工場

辰野町宮木の平井星光堂さくら工場(富永健一工場長)で、夏の暑さをしのぐうちわと扇子の生産がピークを迎えた。熟練の職人技によって生み出された上質で色彩豊かな商品が、伊那谷から全国へと届けられている。

同工場は印刷、加工、出荷までを一貫受注しており、今年は国内業者で最多規模のうちわ約100万本、扇子約20万本を生産予定。このうち竹うちわは、竹骨に天然のりで和紙や塗工紙を張って型抜きをした後、強度を保つためのへりや耳を付けて仕上げる。

素材と手仕事にこだわった商品は柔らかな風と手触りの良さが評判で、図柄も定番の花火に金魚、「祭」や「絆」の文字とさまざま。上伊那や諏訪をはじめ、南信地域の夏祭りで使われるうちわの大半は同工場製だ。今月20日ごろまで職人たちの繁忙が続く。

富永工場長は「近年の節電志向や循環資源活用の流れを受け、竹製を中心にうちわの良さが見直されている。一本ずつ手作りした商品の涼風をぜひ味わってほしい」としている。8月10日までうちわ、扇子の店頭販売も実施中。問い合わせは同工場(電話0266・41・5581)へ。

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