UDC信州来月設立へ 市町村のまちづくり支援

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県は8月7日、県内市町村のまちづくりや人材育成を支援する公・民・学連携の新たな拠点「信州地域デザインセンター(UDC信州)」を、長野市東後町(中央通り)の空き店舗2階に開設する。全県を対象区域とする広域型UDCの設立は全国初。当日は近くの北野文芸座で設立記念シンポジウムを開き、「長野県における今後のまちづくりとUDC信州の役割」をテーマにパネルディスカッションを行う。(唐沢宏)

県総合5か年計画の重点施策「人をひきつける快適な県づくり」を実現する取り組みの一つ。地域間競争が激化する中、市町村の都市計画や課題解決には、より専門的、広域的な視点と知識が求められる。UDCは「アーバンデザインセンター」の略語で、まちづくりに携わる人々が協働し、専門家の助言も得て推進する新たなまちづくり組織・拠点のことで、全国に19拠点あるという。

UDC信州は、県と独立行政法人都市再生機構(UR、横浜市)、月刊誌「KURA」などを出版するまちなみカントリープレス(長野市)、東京大、信州大の5団体で構成し、センター長には東京大大学院新領域創生科教授の出口敦氏が就任する。

市町村の相談に基づき、まちづくりに関する相談対応や広域的な先進事例の紹介、計画策定支援などを行う。必要に応じて現地に出向き、市町村職員などを対象にした研修会や、情報収集・情報発信にも取り組む。拠点には、県都市・まちづくり課の職員が常駐する。利用料は無料。

シンポジウムは午後1時15分から。阿部守一知事や出口センター長、URの中島正弘理事長ら5人がパネリストとなり、これからのまちづくりを話し合う。定員は先着300人。終了後にはUDC信州の内覧会もある。

今年4月、JR茅野駅西口駅前広場のリニューアルなど駅周辺のまちづくり推進に向けてURと協定を締結した茅野市の岩崎研二・都市計画課長は「(UDC信州設立は)頼もしい。貴重なアドバイスがいただけるものと確信している」と期待している。

問い合わせは、県都市・まちづくり課(電話026・235・7297)へ。

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