パラパワーリフティング世界選手権 馬島さん

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パラパワーリフティング世界選手権に向けて町理事者や体協役員らの激励を受ける馬島さん(中)

障がい者スポーツ・パラパワーリフティングのヌルスルタン世界選手権大会(13~20日、カザフスタン)に出場する、辰野町宮木の馬島誠さん(47)=日本オラクル、伊那北高―駒沢大卒=が8日、武居保男町長や松尾厚町体育協会長らを表敬訪問した。97キロ級の日本記録を保持し、2020年東京パラリンピック出場を目指し奮闘中。世界の大舞台へ「自国開催の東京大会へつながるパフォーマンスを見せたい」と健闘を誓った。

パラパワーリフティングはベンチプレス1種目による競技。ベンチ台の上であおむけになって両手でバーベルを持ち上げ、計3回の試技で成功した最重量記録を競う。

馬島さんは、学生時代に事故で両足が不自由となった。アイススレッジホッケーに打ち込んで2度の冬季パラリンピックに出場、10年バンクーバー大会で銀メダルを獲得した。20年の夏季東京パラ大会の開催決定を受けて新たな挑戦をしようと決意し、16年に競技転向した。

今回の世界選手権は、東京パラ大会のために出場が絶対条件とされた大会。馬島さんは2月の全日本選手権大会で自己最高の160キロを挙げ、同級の日本人選手2人枠に入った。東京パラ大会の出場権が得られる世界ランキング8位以内の記録を目標に、今夏から来年春までの国際大会にチャレンジしていく。

町民会館を訪ねた馬島さんは、町理事者や体協役員に競技概要を説明。「現状だと東京パラ大会出場には約200キロの記録が必要。条件は厳しいが、自分の記録は伸び続けており、挑戦する価値がある」と意気込んだ。「会場で直接見てもらうのが一番の競技。練習成果を本番の数秒で爆発させ、限界突破に挑む選手たちの戦いが心を揺さぶる」とアピールした。

武居町長は「選手として挑戦を続ける姿を誇らしく感じる。地元住民の思いも背負って、力いっぱい取り組んで」と激励した。

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