機能強化へ連絡部会 霧ケ峰自然保護センター

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県は8日、県霧ケ峰自然保護センター(諏訪市)の機能強化に向け、具体的な取り組みを協議する同センター連絡部会の初会合を同市の県諏訪合同庁舎で開いた。国、県、関係する3市町と観光事業者、地権者ら26人で構成する。6月に策定した機能強化方針に基づく九つの方向性を確認し、情報発信の強化や指定管理者の導入に向けた課題を話し合った。

地元の関係者で構成する「霧ケ峰自然環境保全協議会」の作業部会として設置した。同センターが霧ケ峰のエコツーリズムの推進拠点となるよう強化方針の具現化を検討する。

初会合では、課題に挙げた情報発信についてメンバーから意見を募った。7、8月は1年を通じて最も多くの行楽客が霧ケ峰を訪れる季節で、7月は特にニッコウキスゲに関する問い合わせが増加する。観光関係者からはライブカメラを充実させて「花の開花状況がリアルタイムで分かるようにしてみてはどうか」などの提案があった。ホームページの刷新、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアの有効活用を求める意見もあった。

県は運営体制の充実化に向けて、数年後をめどに指定管理者制度を導入する方針。施設管理を県職員と協力して行いつつ、有料のガイドツアー、旅行商品、物品の販売で収益を上げてもらう仕組みを想定している。観光関係者から「指定管理者制度を始める前までに来訪者をどれだけ増やせるかが大事になる。人が集まる見込みがない状況では、応募する事業者もいないだろう」と指摘。自治体関係者は「冬季休館する現状では収益が見込みにくく、事業者にとっては手を挙げづらい」と語った。

県は検討内容を踏まえ、両課題への対応策を検討する。

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