10代が立会人に 岡谷、下諏訪の期日前投票所

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参院選が公示されて最初の週末を迎えた25日、岡谷市と下諏訪町の期日前投票所で19歳の若者3人が立会人を務めた。いずれも市や町の選挙管理委員会の募集に応じて参加。無事に役割を果たした3人に、応募の動機や若者の政治参加、立会人として投票を見守った感想を聞いた。

岡谷市では選管の若年層を対象とした立会人公募に、10~20代では19歳が2人、20歳と21歳がそれぞれ1人ずつ応募があった。25日はこのうち県福祉大学校2年生の笠井いずみさん=長地御所=と、松本大学1年の宮坂拓実さん=湖畔=の19歳の2人が立会人を務めた。下諏訪町では18歳から30代までの公募で18歳の高校生2人、19歳の大学生2人、20~30代で3人の応募があり、25日は大学1年生で19歳の大野愛佳さん=東山田=が務めた。

応募の動機について笠井さんは「市のホームページを見てやってみようと思った」と話し、大野さんも「新聞で見て親に勧められた」という。宮坂さんは、「高校生の時、模擬投票をやって関心があった。新聞で公募を知りやってみようと思った」と話し、3人とも積極的に選挙に関わろうと意欲的だ。大野さんは、「今まで政治や選挙について深く考えたことがなく、わからないまま投票に臨むのも複雑なので、立会人を経験して流れや仕組みを理解しようと思った」と話す。

初めて選挙に参加することについて大野さんは、「候補者一人ひとり考え方が違うので、有権者の投票で未来が変わると思う。そのための大切な1票」と話す。笠井さんも「これから社会を担っていくのは私たちや子どもの世代。年配の人の 意見も大切にしながら社会に参 加していかねばならない。他人事ではすまないことだと思う」と、投票に参加する ことの大切さを考える。一方で、宮坂さんは「選挙権といっても実感はわかないし、知識もない。自分なりの考えを持ち、それに合っている人に投票する」と、選挙を現実的にとらえる。

若者の政治参加について笠井さんは、「18歳というのは社会に出て行く年齢。もっと日本の課題や政治について関心を持たないといけないと思う」と話し、立会人を務めた印象として「期日前投票に来る人の中に若い人が少ない」と残念がる。宮坂さんは、「自分の考えを持たなければいけないと思う」と話し、「若者が積極的に政治に参加していかないと変えるのは難しい」と、若者の政治参加の重要性を指摘した。

大野さんは、「若者が積極的に政治に関われば、いつか政治も変えられると思う。そのためにはまず、投票にいかねば変えられない。それならば投票した方がいいと思う」と、若者の力で政治を変えることができると信じる。「立会人をしている間に小さな子ども連れのお母さんが投票に来た」といい、「子どもが選挙や政治を身近に感じながら育つ取り組みも大切だと思った」と振り返った。

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