段差解消の”印”です 賛同店舗にステッカー

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らくらく入店の会ステッカーを張る渡邊修シェフと宮坂恒太朗さん、原田泰治さん(右から)=諏訪市のかわら亭

諏訪地域の店舗や公共施設などのバリアフリー化を進める「らくらく入店の会」は9日、玄関前を本格的にスロープ化した諏訪市渋崎のフランス料理店「かわら亭」(渡邊修オーナーシェフ)で、誰もが容易に入店できることを表示するステッカーを張った。同会は「初めての活動で段差を解消する第一歩。これからも徐々に理解者の輪を広げていきたい」としている。

「らくらく入店の会」は、「バリアフリー化されていないため、車椅子利用者が入りたくても入れない店がある。障がい者や高齢者らも気軽にまちに出られるきっかけになれば」と、諏訪市在住の画家原田泰治さんが親交のある諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さん、ミクロ発條会長の小島信勇さん、本金酒造専務の宮坂恒太朗さんと立ち上げた。

かわら亭は38年前開店。17年前現在地に移転し、当初から木造のスロープを取り付けた。長年の風雨で老朽化した今春、長さ4メートル、幅1.7メートルのコンクリート製のスロープに改装。渡邊シェフは「数センチの段差も上がれないお客さまがいたので、作り直して良かった。会の趣旨を知ってステッカーをお願いした」という。

ステッカーは一目で思いが伝わるよう、原田さんが車椅子とスロープを組み合わせたシンプルなデザインに仕上げ、各店の雰囲気にも配慮した。

この日は原田さんと宮坂さんがスロープをゆっくり上り、2人が見守る中、渡邊シェフが車椅子のお客さんにも分かりやすい玄関ドアに張った。原田さんは「すでに、そば店やラーメン店などでバリアフリー化が進んでいる。湖面に石を投げた時のように静かな広がりを長続きさせたい」と話した。

ステッカーの要望など問い合わせは、らくらく入店の会事務局(電話0266・54・1881、原田泰治美術館内)へ。

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