2019年07月18日付

LINEで送る
Pocket

7月7日が「川の日」であることを今年の七夕で初めて知った。天の川にちなむという。「川の日」の前後に水辺に親しみ、水の恵みに感謝するイベント「水辺で乾杯」が、天竜川流域などで行われていることも初めて知った▼「川の日」は国土交通省が1996(平成8)年度に定めた。旧河川法の制定から100年の節目の年でもあったという。同じ年に施行されたのが「海の日」だ。川から海へ―。なるほど、記念日・祝日もつながっているのかと楽しくなったが、山の日が一番最後であることに気付いた▼水源地域と下流域の「上下流交流」が以前から各地で行われている。木曽地域は愛知県の住民と交流し、協働して「水源の森」の保全活動にも取り組む。都市部に住みながら地方の特定地域と継続的に関わるのだから、地方創生へ、いま盛んに叫ばれている関係人口を創出しているとも言えるのだろう▼夏休み中は下流域の親子らを水源地域に招いての体験交流会がたけなわ。「水の古里」で学んで遊び、レジャーに保全活動に繰り返し訪れるようになってくれればと思う。21~31日の「森と湖に親しむ旬間」では全国の管理ダムなどでイベントがある▼山の日は8月11日だが、「森林の日」は、木が五つ、2字の総画数20にちなみ、「川の日」より前の5月20日だそうだ。上下流交流が活発化し、森・川・海を一体的に守る機運が高まってほしい。

おすすめ情報

PAGE TOP