信州の名工から学ぶ 諏訪西中ものづくり講座

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金属加工などものづくりマイスターらから熟練の技を学び体験した諏訪西中学校の信州・未来のひとづくり塾

諏訪市諏訪西中学校は18日、2年生120人を対象に県産業人材育成支援センターの「信州・未来のひとづくり塾」事業を活用したものづくり講座を開いた。金属加工や光学機器組み立て、食品加工など6コースに生徒20人ずつが体験。県知事認定のものづくりマイスター(信州の名工)らから実習と講話で本職の技術に触れた。

同センターが県内の小学校~大学、就労支援施設などの要請に応じ地域の名工らを派遣して開く3年目の同事業。地元企業を身近に感じ、ものづくり産業の人材確保や育成を目的とする。諏訪地方での同事業の利用は少なく、諏訪西中は専門家から本物の技術に出会う機会として、諏訪市内小中学校で初めて開いた。

金属加工は松一(同市文出)の松澤正明社長と松澤奈美専務が講師を務めた。体験は光沢仕上げをするバフ研磨を実演。名工のアドバイスで目の粗いスプーンを卓上研磨機で磨き上げた。また、金属用紙やすり3種類を使い分けアルミのブロックを鏡面に仕上げ、生徒たちは目を輝かせて取り組んだ。講話は、金属加工、研磨が必要な理由を聞き、学びを深めた。

製造の仕事や光沢のあるものに興味を持つ藤森大河さん(13)は「マイスターに手伝ってもらったが、技術のすごさを実感した。手でピカピカにするのは大変」と感想。松澤社長(56)は「バフ研磨の名前を覚え、経験してもらっただけでもありがたい。自分の性格に合ったものづくりに進んでもらえれば」と期待していた。

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