2019年7月20日付

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いよいよ大詰めである。参院選は20日、17日間の選挙運動最終日を迎える。全国各地の選挙区では、立候補者が繁華街や大票田を抱える都市部の街頭で、最後の訴えを行う。果たして、選挙に対する有権者の関心度はどうだろうか▼選挙戦が終われば、新たな国会議員が誕生する。私たち有権者が貴重な1票を行使して思いを託した人たちである。しかしながら、過去を振り返ると、声高に訴えていた選挙公約はどうなったのか。どこかに吹っ飛んでしまったのだろうか、と疑問を抱く時もあった▼今選挙の訴えでは、消費税の10%への増税に対する政党間の政策の違いも現れている。少子高齢社会の進展で社会保障費はさらに増大すると言われる中、財源をどうやって確保するのか。選挙中に、国会議員の報酬削減など「身を切る改革」を訴えていた政党もあった。6年間という長い任期を生かして、国会の場で建設的な議論を期待したい▼耳障りの良い言葉を並べ「喉元過ぎれば熱さを忘れる」では、困りもの。公約の実現に向けての努力を期待したい。有権者も当選者やその政党が、その後どう行動するのか。次の選挙に向け、厳しくチェックすることが肝要である▼参院選は政権選択選挙ではない。だが、過去には選挙結果が新たな流れを作り、その後の政治情勢に大きな影響を及ぼしたこともある。有権者は、決して棄権せず貴重な1票を行使したい。

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