働く自分の将来像描く 赤穂中でキャリア教育

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会社勤めを経て独立した武田忠さん(左)に仕事の話を聞く赤穂中学校の1年生

駒ケ根市赤穂中学校は19日、1年生253人が、地域で活躍する社会人から仕事への姿勢や体験を聞くキャリア教育「働くことについてお話しを聞く会」を同校で開いた。生徒たちは、講師を務めた伊那谷在住の自営業者ら11人が語る仕事への情熱に耳を傾け、各自の将来像を描く参考にした。

同校は昨年、全生徒を対象にした同様のキャリア教育を実施。仕事に対する具体的なイメージを描いた生徒が多く、今春入学した1年生にも話を聞いてもらおうと企画した。講師は市教育委員会の呼び掛けに応じたジュエリー専門店や飲食店の経営者、女性家具職人、婚活コンサルタントなどが協力した。

このうち、会社勤めを経て独立し、電気保安管理事務所を営む武田忠さん(49)=駒ケ根市=は「電気にはあまり興味がなかったが、会社を辞めず続けているうちに仕事が面白くなった」と回想。「自分には向かないと思う職業でも3年間続けると仕事ができて自信につながる。仕事の向き不向きを自分で決めつけない方がいい」と助言した。

また、社会人の心得を「自分の年上、年下に関係なく、人をばかにする人は、結局その人自身がばかにされて落ちぶれる。人には思いやりを持って接してほしい」と伝えた。

武田さんの話を熱心に聞いた男子生徒は「将来は野球選手になりたい。だめな場合は家業の石材店を継ぐ。仕事に就いたら嫌なことも我慢して一人前になれるように頑張りたい」と話した。

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