「お舟祭り」準備本格化 柴舟と人形作り

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舟を組み立てる柴舟奉製会の会員たち=春宮

下諏訪町で8月1日に行われる諏訪大社下社の夏の遷座祭「お舟祭り」で曳行(えいう)される柴(しば)舟の組み立てと、舟に乗せる人形作りが21日、始まった。柴舟の組み立ては町内の有志でつくる柴舟奉製会(松尾今朝男会長)の会員約30人が春宮で、人形作りは人形保存会(武田仁志会長)の有志約20人が秋宮でそれぞれ作業した。

お舟祭りは御霊代(みたましろ)を春宮から秋宮に遷(うつ)す祭り。薙鎌(なぎがま)や錦旗などに先導された遷座の行列が中心市街地を進み、翁(おきな)と媼(おうな)の人形を乗せた柴舟が続く。曳行を担当する10年に1度の御頭郷は旧岡谷市の10区が務める。

柴舟の大きさは長さ6・3メートル、幅4・3メートル、高さ3・4メートル、重さは5トン。大型の木材を組み合わせ、要所は針金を巻いて補強し、20人の氏子が乗ってもびくともしない頑丈なつくりに仕上げた。

人形は長さ2・4メートルの縦棒2本と1メートルの横棒1本を十字に組んで骨組みとし、頭の周囲59センチ、胴回り66センチ、胴の長さ90センチになるようわらを巻き付け、麻縄で固定した。はみ出したわらははさみで切って形を整えた。

奉製会の作業を見守った祭典委員会の林裕彦祭典委員長は「ご奉仕に報いられるよう美しく、調和の取れた曳行をして安全で楽しい祭りにしたい」とし、保存会の武田会長は「お祭りへのご奉仕と人形を守るのが仕事。安全な祭りにする」と話した。

奉製会は28日に芝刈り、31日に芝の飾り付けをして御頭郷に引き渡す。保存会は8月1日に人形に衣装と面を着けて舟に乗せる。

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