諏訪湖安全対策警察連絡協と広域消防合同訓練

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県警警備艇「りんどう」から引き渡された救助者を湖畔まで連れていく救助隊

諏訪湖安全対策警察連絡協議会と諏訪広域消防本部は22日、水難救助の合同訓練を下諏訪町の赤砂崎防災公園を拠点に行った。消防や警察、諏訪広域ドローン協会など約100人が参加。関係機関の協力体制を強化し、救助の一連の流れを確認した。災害や事故現場で小型無人機ドローンの活用を推進する「EDAC」(東京都)が初参加。ドローンで撮った湖上の様子を初めてリアルタイムで中継し、迅速な救助に生かした。

2年前から訓練でドローンを使うが、今回はドローン2機の映像と湖上の船からスマートフォン1台で撮った映像を中継するシステムを導入。スマホとドローンの位置をリアルタイムで地図上に表示する技術も用いた。落水者の人数や位置、見た目などの確認に生かした。ドローンはスカイシープロジェクト(諏訪市)の操縦士が高さ約30メートル付近を旋回させた。

同協会がドローンの飛行訓練中に落水者を発見し、通報した想定で実施。小型船同士が衝突し、男女4人の落水者が出た。湖上の落水者3人は県警警備艇「りんどう」や同本部の救助艇などで救出。もう1人は子どもが水没した想定で、ダミー人形を潜水隊が引き上げた。落水者は救急隊に引き渡し、応急処置を施して近隣の病院に搬送した。

原安志諏訪署長は「水難事故は待ったなし。訓練を通し、協力し合っていち早く救助に入り、情報を共有する重要性を感じた」と講評した。

同本部は来年度を目途にドローンを導入したい方針。住民から寄贈されたドローン1機を所有している。

この日はEDAC理事長による有事や平時でのドローン活用に関するセミナーも県諏訪合同庁舎で開いた。

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