諏訪市SDGs導入促進 外部人材活用に補助金

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諏訪市は今年度、持続可能な開発目標達成を目指す「SDGs」(エスディージーズ)の導入促進へ外部人材活用を推進する補助金制度を創設し、利用を呼び掛けている。市内中小企業が対象で市商工課によると、欧州ではSDGsへの取り組みがあるかどうかを取引の前提にする企業も出つつあるといい、企業の競争力強化などを支援する。

SDGsは2015年の国連総会で採択された。あらゆる貧困・格差をなくし、持続可能な豊かな社会の追求を掲げる。30年までの達成を目指し、「すべての人に健康と福祉を」「ジェンダー(性差)平等を実現しよう」「気候変動対策」といった17の分野別目標と169の達成基準から成る。

分野別目標などはあらゆる企業活動に関係する可能性があるが、抽象的でもあり、専門的な人材を活用し、どういった取り組みを進められるかアドバイスを受ける。

企業が関連事業を行う際の委託料や講師謝礼などとして経費の2分の1以内、上限10万円で助成する。市は今年度一般会計予算に40万円を計上している。SDGsのほか、新事業展開や異分野進出などの際に必要となるISO認証取得に当たって外部人材を活用する場合も対象となる。

市工業振興審議会が昨年市に提出した工業振興事業の答申に基づいて導入しており、今年度は製造業やソフトウエア業に限定している。

「私たちが思っている以上に諸外国はSDGsに対する企業活動を重視しているとみられる」と市商工課。「あらゆる分野に関係する可能性があり、今年度の実績を検証して対象業種の拡大も検討したい」としている。

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